ようやっと

もろもろ大仕事片付きまして一息いれております。ヨロッパ帰った後舞台音楽6本製作&出演(Line京急、神村恵カンパニー、東京デスロック、チェルフィッチュ、中野成樹、岩渕貞太敬称略)してマキシシングル出してアルバム出してMasのレコ終ってビルラズウェルとセッションしてsimはそのあいだに毎月ライブあって「アフロ・ディズニー2」と「村上春樹を音楽で読み解く」出してDJとかセッションとかトークとかも一杯あった。風邪はそのあいだに微弱なものを二回ほど。セーフ。なんとか無事に大事故もなくそれぞれ終えられましただ。

先日サイト管理人のA氏が「大谷の近所の中村川でハゼが爆釣中」とのことで釣りにきまして、半日で170匹あまりのハゼと二匹の蟹を釣り上げたらしく、その後みんなでカラアゲにしたりてんぷらにしたりして美味しく食べました。休日らしい話。

ちょっと寄り目。

明日明後日ライブあります!明日は復活再始動本格化! Mas@PLUG

明後日はこのような企画です。

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● WINDS CAFE 166 in 西荻窪 ●

【Tone Drawing】

舩橋陽:ソプラノサキソフォン
大谷能生:ソプラノサキソフォン/アルトサキソフォン
araki shin:ソプラノサキソフォン/テナーサキソフォン

2010年10月24日(日) 午後2時半開場

TORIA Gallery トリアギャラリー 東京都杉並区西荻北5-8-5

入場無料(投げ銭方式) 差し入れ大歓迎!(特にお酒や食べ物)

※出入り自由ですが、できるだけ開演時刻に遅れないようご来場ください。

14:30 開場
15:00 開演
17:00 パーティー+オークション

▼川村からひとこと

WINDS CAFE における舩橋陽君の企画は、2006年が最初で【Invisibility Solid】、2008年は【Invisibility Solid II “Story from Jackets”】、そして2009年が【Invisibility Solid III “1+1+1+1=2+2=3+1=4×1?”】だったので、振り返ってみると、シリーズ的展開がはかられてきたようです。

今回は、タイトルが一新されただけでなく、毎回ダンスとのコラボレーションがあったのもなくなり、おそらくまったく新しく構想されたのでしょう。出演者から類推すると、音楽だけに集中した企画になるようです。

彼のサックス演奏に惚れてしまったために繰り返し企画を頼んできた私ですが、今回は思い切り「音」を堪能できそうなので、そわそわしています。

▼プログラム

第1部 サキソフォン・ソロ ショーケース

第2部 サキソフォン・デュオおよびトリオによるインプロヴァイズド・セッション
サキソフォン・トリオのための小作品

※以上、予定です。当日は内容変更の可能性があります。

▼舩橋陽君からの手紙

みなさんこんにちは。舩橋陽です。

僕の音楽に於ける表現活動で、もっとも多用する楽器がソプラノサキソフォンです。

サキソフォン族の高音部を担う楽器であり、皆さんお馴染みのアルトやテナーと比較するとやや出現頻度が低い楽器ではありますが、主にジャズ楽器としてのイメージが根強いサキソフォン族の中では、その音色を初めとして、サキソフォンの枠に収まらない表現の多様性を持った魅力的な楽器だと僕は考えます。

近年の活動の中、同じサキソフォン奏者で、ソプラノを通して共演した仲間が少なからず出来ました。その中でも、それぞれに興味深い活動をされているお二方をお呼びしました。普段はアルトサキソフォン奏者の大谷能生氏、テナーサキソフォン奏者のaraki shin氏です。

今回の WINDS CAFE 166 は、【Tone Drawing】と名付け、第1部では、三人それぞれのショーケースとしてのソロ演奏を、第2部ではデュオ、トリオによるインプロヴァイズド・セッション、そして三重奏のための小品の演奏を行なう予定です。

サキソフォン演奏表現の少し異なる一面を、皆さんに垣間見ていただける場になればと思っています。

▼プロフィール

●舩橋陽(ふなはし・よう):サキソフォン・チェロ奏者、音楽家。1969年生まれ。大阪出身、東京在住。1995年から主にサキソフォンの即興演奏によるライブ活動を開始。様々なユニットへの参加を経て、現在は主宰ユニットSHERPA[舩橋陽(sax)、堀越功(piano)、河崎純(contrabass)、立岩潤三(drums)]でのライブギグと、即興演奏によるソロおよびセッションをおこなう。1996年以降、舞台作品への音楽の創作にも積極的に関わり、大橋可也&ダンサーズ、ポポル・ヴフ、指輪ホテル、ニブロール、エンテン等への楽曲提供や演奏参加を行った。また、その中の幾つかの作品はアメリカ、イタリア、韓国、ドイツ、ポーランドでも上演された。近年はファッションレーベル「NO CONTROL AIR」のエキシビジョンへのサウンドクリエイトを行うなど、音楽表現の領域を更に拡大しつつある。自主版でSHERPA「seamless」、ダンスグループ ポポル・ヴフ サウンドトラック「tone drawing」、「sketch for driedtomatos」、ファッションレーベル NO CONTROL AIR サウンドトラック「ItO」、「RIA」等をリリース。
http://yowfnhs.exblog.jp/

●大谷能生(おおたに・よしお):サキソフォン・エレクトロニクス奏者、音楽家、批評家。1972年生まれ、青森出身、横浜在住。1996年~2002年まで音楽批評誌「Espresso」を編集・執筆。様々な雑誌、webへの執筆・寄稿を行い日本のインディペンデントな音楽シーンに深く関わる。2004、2005年と菊地成孔氏と共に東京大学教養学部にて講義を担当。著作は『憂鬱と官能を教えた学校 』(河出書房新社刊)、『東京大学のアルバート・アイラー 歴史編/キーワード編』(文春文庫)、『M/D』(エスクワイア・ブックス)、『貧しい音楽』(月曜社)など。音楽家としては、sim、mas、mjqtなど多くのグループに参加。2006年12月にはソロ・アルバム『「河岸忘日抄」より』(原作:堀江敏幸)をHEADZからリリース。またダンスや演劇公演の音楽製作、コラボレーションワークなど多方面で活動している。近作は映画『乱暴と待機』(監督:冨永昌敬、原作:本谷有希子)の音楽や同映画主題歌『乱暴と待機』(相対性理論と大谷能生)、アルバム『みずうみのかもめ』(『長短調(または眺め身近目)』OST)、『アフロ・ディズニー2』(菊地成孔との共著)など。
https://www.ootany.com/

●araki shin(あらき・しん):サキソフォン奏者、作編曲家。2008年ソロ・アルバム”A SONG BOOK”、2010年”HALLS”をRONDADEレーベルよりリリース。
http://www.arakishin.com/

WINDS CAFE 公式サイト

http://www.st.rim.or.jp/~mal/Cafe/

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よろしくです。船橋さんとは10/30,11/7と顔合わせが続きます。あと10/27にfaifai@STにトークで。

アップ


換毛期なう。