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八月十六日(水)

『パビリオン山椒魚』原稿書き始める。ソロ・アルバム用の音源の最終手直し始める。最初のパーカッション・アンサンブルをもうちょっとどうにかバランスよく出来ないかどうか、全てのグリッドを外してコンマ単位で修正を加えるが、ドツボにはまってしまい取りやめ。アタマを冷やすために水風呂に入る。

八月十四日(月)

15:00から渋谷でばるぼら君と、某ミニコミ用の対談。約2時間あまり思いつくまま好き勝手な事を言う。編集大変だろうな…。その後、横浜に戻ってチェルフィッチュの新作稽古をじっと見学。実は9月22-24日に京都でおこなわれるチェルフィッチュの新作公演に、音楽・音響協力という立場で参加することになったのでした。しかし岡田さんも僕もまだ、この時点ではどんな音をつけるのかは手探り状態。正直言って、いまはどうやっていいか全然わからん。楽しみ。顔合わせの飲み会やって帰宅。

八月十二日(土)

逆リハなのでなんと12:00入りで青山へ。サウンド・チェック後、渋谷南口のウインドブロスに寄って調整をお願いする。ビルの窓から「古本市開催中」という看板が見えたので、東急ビルに寄ってみる。荷物が多いのであまりきちんと見なかったが、文庫とかいいものが安く出ていた。しばらく見て回って数殺求めたが、まだまだ時間があったので、丁度UPLINKでやってた豊田×宇波ライブをのぞきに行く。終演後、宇田川町裏の立ち飲みで一杯飲んでみんなと別れ、ようやっと会場に戻ってライブ。途中でタツヤのPCが止まるというハプニングがあって、結局一曲飛ばして演奏。うーむ。終ったあとは、うどんの中にしで打ち上げ。終電で帰宅。長い一日だった。

八月十一日(金)

夜mas練習。ハンドソニックは電源アダプタ故障→取り寄せの模様で、明日は使わないことにする。ユリイカ校正連絡を忘れていて電話。ユリイカ次号の「ワレ発見セリ」という小さなコラム欄に掲載されます。「詩と批評」ということで、以前某ミニコミ詩に載せた1998年のベイスターズ優勝についての詩を再録して貰った。満足である。

八月九日(水)

午後1時から京橋で『パビリオン山椒魚』(冨永昌敬監督、オダギリジョー、香椎由宇主演)の試写を見る。原稿書くことになったので改めて見直したのだが、やっぱり無茶苦茶おもしろい。一度見ただけでは判らなかった細部の関係が見えて良かった。その後、ホテル西洋銀座2Fのラウンジで編集のoさんと顔合わせ&企画会議。なかなかそのままでは難しいですねー、という感じか。まあじっくりやろう。さらにその後日比谷に移動してUA×菊地成孔コンサートへ。日比谷公会堂いい建物だなあ。音も素晴らしかった。出店でABCスタッフが来ていて、なんと『日本の電子音楽』も並べられてあった。終演後、帰り際に聞いてみると、なんと一冊お買い上げがあったそうで、思わずガッツ・ポーズをする。駅前でモツ焼食べて帰宅。

八月八日(火)

二日酔いで半日死亡。武満原稿、修正というか、最後に思い切って1パート追加して締める。風呂敷広げただけで随分指定文字数オーヴァーしてしまったが、結構面白い原稿になったと思う。『「現実、―ぼくの唇が火傷しないのがむしろ不思議というべきだろうか。」  ~  ミュジーク・コンクレートとシュルレアリスム 』というタイトルで、9月半ば発売の河出ムック本に掲載されます。よろしく。

八月七日(月)

午前中は図書館。今月用の資料をいろいろと。夜はk君、aちゃんたちと狸小路「豚の昧珍」で飲み会。店を出た後も川沿いに坐って、目の前を歩いて行く人たちをツマミにチューハイなど。楽しかった。ふらつきながら帰宅。